【スモークもくもく木曜日】クリスマスツリーのスモーク

こんにちは！

毎週木曜更新、【スモークもくもく木曜日】です！！

みなさん、もうすぐクリスマスですね。

クリスマスのスモークの定番といえば、スモークチキンなどをよく連想しますが、

ここは捻りを加えて、今回はクリスマスツリーで有名なモミの木の燻製をご紹介します。

そもそもクリスマスツリーとしてよく知られるモミの木とは・・・

「マツ科モミ属に属する植物で、針葉樹の高木である。幹がまっすぐ立ち三角形の樹形になり、樹高25mを超える大木になる。」（wikipedia調べ）

またクリスマスツリーとしてモミの木が使われるようになったのは、

アダムとエヴァの堕罪の舞台劇で使われる「知恵の樹（善悪の知識の樹）」として、冬に葉が落ちてしまうリンゴの木の代用に、常緑樹のモミの木が禁断の木の実を飾るために使用された事が由来となっているそうです。

一般的に燻製には向かないとされる針葉樹林ですが、

その理由というのは、樹脂の多さによるものだったりします。

樹脂が燃えてススがたくさん出てしまったり、樹脂由来の不快なにおいが食材に付き易いのです。

しかし世界にはそんな針葉樹のデメリットを苦にせず、燻煙材として使う国もあります。

たとえばドイツなど欧州ではチーズやハムの燻製に地元の森のモミの木を、また中国では紅茶葉の燻製を使ったものもあります。

タールなどの特有のエグみが出やすいですが、それを越えて癖になる・・・・・そういう楽しみ方もあるようです。

モミの木による燻製はまさに通好みの燻製と言えるのかもしれませんね。

ちなみに所沢ビールでもラプサンという、針葉樹林の赤松を使った珍しいスモークビールを作っています。（ごめんなさい、ラプサンは現在品薄状態です！）

他にも様々な燻煙材で燻製したビールを作っていますので、是非飲んでみてくださいね！

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