【スモークもくもく木曜日】燻煙材ウィスキーオーク
こんにちは!
毎週木曜更新、【スモークもくもく木曜日】です!!
年末から年始にかけてイベントの話題続きでしたがそれも少し一段落。
その合間にまた燻製について色々な事をご紹介していこうと思います。
今回のテーマは燻煙材。
とりわけこの寒い日々に欠かせない(?)ウィスキーにまつわるものをピックアップして紹介します。
燻煙材といえば日本では一般的にサクラ、ヒッコリー、クルミなどが主流ですが、
少し変わり種な燻煙材にウィスキーオークと呼ばれるものがあります。
名前を聞いて察しがつく方もいらっしゃると思いますが、
ウィスキーオークとは、長くウィスキーの熟成・貯蔵に使用していた古いオーク樽の木を砕いて加工したものです。
オーク樽には、ウィスキーが持つモルトの甘く芳醇な香りが染みついており、燻製した食材にもその香りが乗ります。
またウィスキー製造の際によく使われるピート(泥炭)との相性もよく、
燻製の際にはウィスキーオークとピートを混在して使用すると、燻香もまろやかに仕上がります。
食材の相性としては、ウィスキーの燻香が活きる鶏肉や白身魚などの淡泊な食材が向いています。
他にはチーズやナッツ、牡蠣の燻製なども相性が良く、ちょっとした高級感のある大人な仕上がりになります。
ちなみにオーク樽に使用されるオーク材は一般的にアメリカンオークとヨーロピアンオークがあります。
アメリカンオークは、主にバーボンの熟成に使われ、この樽で熟成したウイスキーはバニラやトロピカルフルーツのようなフローラルな香りになる特徴を持つといわれています。
ヨーロピアンオークは、シェリーなどの熟成に使われ、ドライフルーツやシナモン等の香りが特徴といわれています。
市販のスモークチップやスモークウッドを購入する場合は選ぶことは難しいですが、
徹底的にこだわりたい場合は、樽に入っていたウィスキーの種類やオーク材などにも気を配ってみても面白いですね。
ちなみに豆知識ですが、
現在ではウィスキーの製造で必要不可欠な樽詰めですが、
その誕生はウィスキーにかかる重税とその摘発を逃れるため、密造したウィスキーをシェリー樽に詰めて隠していた事が起源となっています。
それにより味や香りが芳醇に、液体の色もそれまでの透明色から琥珀色になっていたわけです。
いやはや何がどう転じるかわからないものですね。
ウィスキーオークで燻した食材のモルティーな燻香を楽しみながら、
所沢ビールのスモークビールを是非ご堪能ください。
相性は抜群ですよ!
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