【スモークもくもく木曜日】大人のスモーク
こんにちは！
毎週木曜更新、【スモークもくもく木曜日】です！！
もうすぐ成人の日ですね。
ここを閲覧される方の大半はすでに成人された方と思いますが、
「成人して何が一番変わったのか？」と思い返してみると、
実際のところ、やはり酒＆たばこの解禁じゃないでしょうか。
というわけで、今回は大人のスモークである「たばこ」、特に葉巻について紹介します。
たばこといえば、一般的には紙巻きたばこ（シガレット）のイメージが浮かぶと思います。
しかし、たばこも古くからあるものから最近誕生したものまで色々な種類があります。
＜たばこの種類＞
葉巻（シガー）： 葉たばこのみを巻き上げて作られるたばこ。もっとも歴史が古い
紙巻きたばこ（シガレット）： 細かく刻んだたばこ葉を紙で細長く巻き上げた形態のもの
パイプ： パイプにたばこ葉を詰めて喫煙するタイプのたばこ
キセル： 日本では江戸時代から親しまれている。紙巻たばこが主流になる前はもっとも一般的な喫煙方法だった
水たばこ（シーシャ）： 水パイプという喫煙具を用いて喫煙するたばこ。中東を中心に古くから親しまれている
無煙たばこ： 鼻や口に直接たばこを含み、たばこの味・香りを楽しむ煙の出ないたばこ。「嗅ぎたばこ」「噛みたばこ」などがある
加熱式たばこ： たばこ葉を燃焼ではなく加熱させて発生する蒸気（たばこベイパー）を愉しむ
電子たばこ： たばこ葉を使用せず、装置内もしくは専用カートリッジ内の液体（リキッド）を電気加熱させ、発生する蒸気（ベイパー）を楽しむ製品
中でも葉巻は他のたばこ系の嗜好品の中で、最大限にたばこの味と香りを楽しむ事が出来るといわれます。
それは葉巻が香料や添加物、薬品など余計なものは一切使用せず、たばこ葉のみで作られるからに他ならないのです。
葉巻は紙巻きたばこがただ大きくなっただけと思われている方がいるかもしれませんが、
紙巻きたばことは吸い方から全く違います。
そもそも葉巻は吸い口が閉じられている為、
まず自分で葉巻をカットして吸い口を作るところから始まります。
そのカット方法も主に３種類（フラットカット、パンチカット、Vカット）あり、
切断面の面積や形状によって、それぞれに煙の広がり方や味わいが変わってきます。
葉巻の着火は、シガーマッチ（通常より長めのマッチ）、またはガスライターを使います。
オイルライターはオイルのにおいが移って味わいや香りが損なわれてしまう為、厳禁です。
また葉巻は葉の固い束となっている為、すぐには火がつかず、およそ１分ほどかけてゆっくりとつけていくことになります。
葉巻はふかし方も異なり、紙巻きたばこのように煙を肺まで入れません。
煙をゆっくりと吸い、口の中に含んで味わいを楽しみます。
スパスパとせわしなく吸わことはせず、ゆっくりと間隔をあけて煙の温度を調整しながら吸います。
また煙を肺まで入れない為、ニコチンの吸収はごく少量となり、ニコチンへの依存性は低いといわれています。
(ニコチンの口腔内からの接種は、大半は吸収されずに毒物として体外へと排泄されるため)
たばこと一言いっても種類は幅広く、そして奥も深く、
知名度の高い紙巻きたばこや葉巻でさえも楽しみ方が全く違うのですね。
成人の日に向けて今一度、新成人の時ような気持ちに戻って、
改めて自分に合った至高の一本を探してみるのも面白いかもしれません。
ちなみにたばこと合うビールとして、しばしば黒ビールが挙げられることがあります。
所沢ビールの黒ビールといえば、スモークポーターのファラオですね。
たばこと燻製の香りのマリアージュなどいかがでしょうか？
新しい楽しみ方がみつかるかもしれませんよ！
また昨年末に仕込んだファラオがマイナーチェンジを経て、さらに美味しく仕上がりました。
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