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【スモークもくもく木曜日】囲炉裏と燻製

みなさん、こんにちは!

もうすっかり夏を抜けましたね。

ここ最近は雨が多く、気温もだいぶ下がっているので特にそう感じます。

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梅雨~夏のカビや生物の繁殖しやすい季節を抜けると仕事柄ホッとした気持ちになります。

ただ人にとっても同じように厳しい季節へと移っていくのですから、

これからの準備や体調管理は欠かせませんね。

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今回の話題は囲炉裏です。

実は囲炉裏は日本の燻製の歴史・文化ととても密接な関係にあります。

最近では特定の場所でしか見られない囲炉裏ですが、

昔は多くの家にあって生活に欠かせないものでした。

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その用途としては、

「暖房」「調理」「照明」「乾燥」「火種」「会話の場」「家屋の耐久性の向上」など。

生活家電の溢れている現代の生活に比べるとひとつひとつの機能は弱いですが、

その当時では複合的で合理的なシステムだったように思います。

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その中で燻製はおもに「調理」「乾燥」「家屋の耐久性の向上」に関わっています。

「調理」は五徳を使って鍋やご飯の煮炊きなどにも使われるほか、

魚などの食材を串に刺して、火の周囲の灰に立てて、遠火で焼いたりします。

「乾燥」は囲炉裏の上に棚を組んで、衣類・食材・生木を乾燥させます。

食材などはその際に囲炉裏から生じた煙によって燻製され、保存食にもされています。

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実はあの有名な「いぶりがっこ」も実は囲炉裏が起源。

元々は’囲炉裏干しの沢庵漬け’と呼ばれるもので、

囲炉裏を使って乾燥させたことで燻香がつき、あの風味が生まれたそうです。

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「家屋の耐久性の向上」は囲炉裏から立ち上る煙で家屋の茅(かや)や木材が燻され、

防虫・防腐されることになり、建物の寿命が延びるというものでした。

現存する古民家でも建物の保存のために薪をくべるよう努めているようです。

毎日、燻煙することで茅ぶきの屋根の寿命は20年ほど延びるそうです。

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燻製はその昔から日常生活レベルで密接に関わっていたのですね。

そして、その中心には囲炉裏がありました。

あの火を囲む独特の習慣は人間の原始的な気持ちをくすぐられますし、

囲って暖を取っていれば自然と会話も生まれてきます。

これからも残って欲しい文化ですね。

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