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【スモークもくもく木曜日】「煙」という漢字

みなさん、こんにちは!

都内の飲食店の営業時短要請が解除されましたね。

これからますます気候的に寒くなってきますから、

ぜひ飲食店さんで暖を取りながら、美味しい料理とビールを堪能していただければと思います。

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「煙」という漢字。

学校では中学1年生で習い、以後当たり前のように生活で使う漢字のひとつですが、

果たしてどのように誕生した漢字なのでしょうか?

今回は「煙」という漢字の成り立ちがテーマです。

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漢字の成り立ちは大きく分けて以下の4つに分類されます。

 ①象形文字 :目に見えるものの形を線でえがいた絵をもとに作られた漢字(例:火、月、雨)

 ➁指事文字 :形として表しにくいことがらを、点や線で示し、その図をもとに作られた漢字(例:上、本、天)

 ③会意文字 :象形文字や指事文字などを二つ以上組み合わせ、元の漢字とは別の意味を表す文字となった漢字(例:岩、森、明)

 ④形声文字 :発音を表す漢字と、意味を表す漢字が組み合わさってできた漢字(例:晴、問、味)

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「煙」は会意兼形声文字と呼ばれる③と④を合わせた漢字に分類されます。

③会意文字としては、「火」+「垔」という二つの漢字から構成されています。

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「火」は燃えたつ炎の象形文字でそのままの意味です。

一方、「垔(イン/エン)」という漢字は、

元々は「蓋をされた香炉」「煙が出ている様子」「ふさぐ様子」の意味として用いられていましたが、

後世になってからは、香炉が焼き物の竈(かまど)に取り替わって使われるようになりました。

(象形的には、下の「土」が土の竈、上の「西」の「口」の庫内から煙が左右に「八」の字のように立ち上っているのところを、「一」で蓋をして塞いでいるようなイメージ)

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そして「火」と「垔」を組み合わせて、

「火をつけてけむりが立ち込めている様」を明確に表す言葉として、

「煙」という漢字が生まれました。

尚、字形は漢の時代に「垔」の上部の「西」が「覀」に変化したそうです。

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「煙」という文字にも長い歴史と成り立ちのストーリーがありますね。

元々の「垔」という漢字が現代ではほとんど使われなくなり、

派生して生まれた「煙」という漢字が台頭して、

現代でも使われ続けているという事がとても興味深いです。

残るものと消えていくもの、その違いについて考える事もとても面白いですね。

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また、このさき「煙」という漢字やその使われ方が時代の慣習と共に変化していく、

そんな未来もあるのかもしれません。

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